監修:葬祭ディレクター1級 瀬戸晃一
諫早市の葬儀場・斎場の選び方|市内4ホールと地区別の使い分け
葬儀の会場選びは、当日の雰囲気と参列者の負担を大きく左右します。広すぎれば寂しい印象になり、狭すぎれば窮屈な思いをさせてしまう。駐車場が足りなければ、参列者が困ることにもなります。
この記事は、諫早市で葬儀の会場を探す方に向けて、市内4つのメモリードホールの詳細と地区別の使い分け、公営の小ヶ倉斎苑の式場という選択肢、そして確認すべきポイントを解説します。費用の目安は諫早市の葬儀費用相場、葬儀全体の流れは諫早市の葬儀ガイドをご覧ください。
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諫早市の会場環境——「地区に一館」の分散網
諫早市の会場環境の最大の特徴は、中心部と旧町域に4つのメモリードホールが分散していることです。
諫早市は平成の合併で多良見・高来・小長井・飯盛・森山の各町と一体になり、市域が広がりました。生活圏は地区ごとにまとまっており、「自宅や集落の近くで見送りたい」という希望が強い地域です。中心部の大規模ホールに加え、多良見(ききつ)・高来・小川に地区ホールがあることで、この希望に応えられる配置になっています。
5名の家族葬から最大300名の一般葬まで、市内で完結できるのが諫早の会場網です。
諌早メモリードホール——最大300名の旗艦館
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県諫早市八天町15-1 |
| 電話番号 | 0957-35-0983 |
| ホール数 | 4室 |
| ホール1 | 収容人数 50名〜130名(最大150名) |
| ホール2 | 収容人数 50名〜130名(最大150名) |
| ホール3 | 収容人数 10名〜40名(最大50名) |
| ホール4 | 収容人数 150名〜250名(最大300名) |
| 駐車場 | 110台 |
市中心部の八天町に位置する、諫早エリアの旗艦ホールです。4室構成で、10〜40名の家族葬向けホール3から、150〜250名(最大300名)に対応するホール4まで、あらゆる規模に対応します。ホール4は諫早エリア最大の式場で、参列者の多い一般葬や社葬に利用されます。駐車場は110台と、大人数の車での参列にも対応できます。
ききつメモリードホール——多良見地区の会場
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県諫早市多良見町化屋630-1 |
| 電話番号 | 0957-43-0715 |
| ホール数 | 2室 |
| ホール1 | 収容人数 5名〜30名(最大50名) |
| ホール2 | 収容人数 40名〜130名(最大150名) |
| 駐車場 | 58台 |
多良見地区の会場で、JR喜々津駅にほど近い立地です。5〜30名の家族葬向けホール1と、40〜130名の中〜大規模に対応するホール2の2室構成。長崎市方面からの参列者にもアクセスしやすい、市西部の拠点です。
高来メモリードホール——高来・小長井方面の会場
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県諫早市高来町町名139-2 |
| 電話番号 | 0957-27-7983 |
| ホール数 | 2室 |
| ホール1 | 収容人数 5名〜30名(最大50名) |
| ホール2 | 収容人数 40名〜130名(最大150名) |
| 駐車場 | 150台 |
市東部・高来地区の会場で、小長井方面や島原半島北部からも利用しやすい立地です。構成はききつと同じ2室型で、駐車場は150台と4館で最大。車での参列が中心となる地区の事情に応えた設計です。
小川メモリードホール——本諫早・小川町の会場
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県諫早市小川町75-1 |
| 電話番号 | 0957-21-0983 |
| ホール数 | 1室 |
| ホール1 | 収容人数 10名〜60名(最大100名) |
| 駐車場 | 80台 |
小川町に位置する1室型のホールで、10〜60名(最大100名)に対応します。家族葬から中規模の葬儀までちょうどよい規模で、駐車場80台を備えています。
地区と人数で選ぶ——早見の考え方
4館の使い分けは、「地区」と「人数」の2軸で考えると整理できます。
地区の軸では、ご自宅・故人の暮らした地区の最寄り館が第一候補です。中心部なら諌早ホールか小川ホール、多良見・喜々津方面ならききつ、高来・小長井方面なら高来ホールです。ご遺族は打ち合わせから当日まで何度も会場へ足を運ぶため、近さは想像以上に負担を左右します。
人数の軸では、5〜30名の家族葬なら各地区ホールの小ホール(ききつ・高来のホール1、諌早のホール3)、40〜130名なら各館の大ホール、150名を超える一般葬・社葬なら諌早ホールのホール4、という整理になります。
判断に迷ったら、想定人数・地区・予算を伝えていただければ、最も条件の良い会場をご提案します。
小ヶ倉斎苑の式場という選択肢
諫早市の会場には、もうひとつの選択肢があります。市営火葬場である小ヶ倉斎苑の葬儀式場です。
小ヶ倉斎苑には式場が併設されており、通夜・告別式を行うことができます(告別室の使用料は市民20,950円)。式から火葬まで同じ場所で完結し、移動が発生しないのが利点です。
ただし、公営施設のため設備は簡素で、民営ホールのようなベッドルームや24時間の喫茶設備はありません。また、火葬と共用の施設のため日程の融通も限られます。「費用と移動を最小限に」という場合の選択肢として知っておくとよいでしょう。詳しくは諫早市の火葬場「小ヶ倉斎苑」ガイドで解説しています。
交通手段から会場を考える
参列者がどんな交通手段で来るかによって、適した会場は変わります。
車での来場が多い場合は、駐車場の台数が最優先です。諫早は車社会であり、諌早110台・高来150台・小川80台・ききつ58台という各館の台数を、想定人数と照らして確認しましょう。
公共交通での来場が多い場合は、JR長崎本線・大村線・島原鉄道の駅からのアクセスが判断材料です。長崎市方面からはききつ(喜々津駅近く)、中心部へは諌早駅からのアクセスが便利です。
高齢の参列者が多い場合は、駐車場から入口までの距離、段差の少なさ、そして火葬場(小ヶ倉斎苑)への移動の負担も含めて検討しましょう。
設備で確認したいポイント
ご遺族や参列者は、通夜から翌日にかけて長時間を会場で過ごします。だからこそ、設備の快適さは見落とせません。
確認したいのは、まず親族控室です。プライバシーが保たれ、ゆっくり休める空間があるか。遠方の親族が宿泊する場合は、ベッドルームなど仮眠設備があるかも重要です。県外にご親族が散らばっているご家庭では、宿泊機能の必要性は高くなります。
メモリードの各斎場は、法事室、プライバシーに配慮した親族控室、ベッドルーム、喫茶コーナー(24時間フリードリンク)を完備しています。実際の利用者からも「会場も広くて清潔で、参列者の皆さんからも好評でした」という声が寄せられています。
会場と火葬場の動線
諫早市の会場選びでは、「会場から小ヶ倉斎苑への動線」も確認しておきたい点です。告別式の後、小ヶ倉斎苑(小ヶ倉町・諫早ICから車約8分)へ移動して火葬を行うため、各地区の会場からの移動時間が当日の進行に関わります。
市内の移動であるため他都市圏ほどの制約はありませんが、高来・小長井方面など市東部からは相応の移動時間を見込みます。霊柩車とマイクロバス(またはご親族の自家用車)の手配も含め、当日の動線設計は経験のある葬儀社に任せるのが確実です。
見学して確かめるのが最も確実
会場の雰囲気や動線は、写真だけでは分かりにくいものです。メモリードでは斎場の見学を無料で承っています。
見学の際は、式場の広さと想定人数のバランス、控室から式場への動線、駐車場から入口までの距離や段差、清潔感と雰囲気を、実際に歩いて確かめてみてください。事前に最寄りの一館を見ておけば、いざというときに迷わず選べます。
繁忙期や日程の都合に備える
葬儀は時期を選べないため、会場や火葬場が混み合うこともあります。こうした場合でも、市内に4館を運営しているメモリードであれば、空いている会場へ柔軟に振り替えられる可能性が高まります。希望の会場が埋まっていても、近隣の館をご提案できることがあります。
日程と会場をスムーズに確保するには、できるだけ早く相談することが鍵です。人数が増えそうな場合も、見積もり時に相談しておけば柔軟に対応できます(直前の会場変更は難しいため、早めのご相談が確実です)。
事前に会場を決めておくメリット
もしものときに初めて会場を探すと、比較検討する時間が取れません。結果として「もっと良い選択肢があったのに」と後悔されるご家族も少なくありません。
事前に相談しておけば、最寄りの館を見学し、雰囲気や動線を確かめたうえで、ご家族に合う一館を決めておけます。いざというときは、最初の一本の電話ですべてが動き出す状態にしておけるのです。事前相談は無料で、その場で契約を求められることもありません。準備の進め方は諫早市の葬儀 事前相談ガイドで解説しています。
宗教・宗派への対応
諫早市には、菩提寺との付き合いが続く旧家から、転入されたご家庭まで、宗派・信仰の多様なご家族が暮らしています。会場が仏教各宗派・神式・キリスト教式・無宗教葬のいずれに対応できるかは、事前に確認しておきたい点です。
菩提寺がある場合は、寺院の意向とあわせて会場・進行を相談すると確実です。メモリードは多様な宗教・宗派の葬儀に対応してきた実績があり、お寺や神社とのやりとりが必要な場合もサポートしています。
大規模な一般葬・社葬を見据えるなら
最大300名対応のホール4を持つ諌早メモリードホールは、県央エリアで大規模葬に対応できる貴重な会場です。参列者の多い一般葬や社葬では、式場の広さだけでなく、受付スペースの余裕、来賓の動線、駐車場の誘導まで確認しておきたいポイントが増えます。大人数の葬儀の設計は諫早市の一般葬ガイドで詳しく解説しています。
よくある質問
「諫早市内にメモリードのホールはいくつありますか」という質問には、諌早(八天町)・ききつ(多良見)・高来・小川の4館があるとお答えしています。「最大何名まで対応できますか」という質問には、諌早メモリードホールのホール4が最大300名まで対応するとお答えしています。「自宅近くの会場を選べますか」という質問には、地区ごとに館があるため、ご自宅から最寄りのホールを優先手配できるとお答えしています。「見学だけでも可能ですか」という質問には、斎場の見学は無料で承っているとお答えしています。
会場費用の考え方
会場の使用料は、メモリードの各プラン(家族葬プラン495,000円〜など)に式場貸切として含まれる構成です。会場そのものの追加料金を心配するより、「プラン総額に何が含まれるか」を確認するのが実際的です。ご依頼前に総額を明示し、プラン外の請求を行わない料金体系のため、会場選びも費用の見通しを持って進められます。
この記事のまとめ
諫早市の会場選びは、「地区」と「人数」の2軸で考えるのが基本です。中心部の諌早ホール(最大300名)を旗艦に、ききつ・高来・小川の地区ホールが市域をカバーし、費用重視なら小ヶ倉斎苑の式場という選択肢もあります。駐車場・設備・火葬場への動線もあわせて確認しましょう。
迷ったら見学して確かめるのが確実です。人数・地区・予算をお伝えいただければ、最も条件の良い会場をご提案します。
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