監修:葬祭ディレクター1級 牧 和彦
春日市の葬儀場・斎場の選び方|ホール一覧と筑慈苑との使い分け
葬儀の会場選びは、当日の雰囲気と参列者の負担を大きく左右します。広すぎれば寂しい印象になり、狭すぎれば窮屈な思いをさせてしまう。駐車場が足りなければ、参列者が路上で困ることにもなります。
この記事は、春日市で葬儀の会場を探す方に向けて、市内のホール、公営の筑慈苑との使い分け、そして確認すべきポイントを解説します。費用の目安は春日市の葬儀費用相場、葬儀全体の流れは春日市の葬儀ガイドをご覧ください。
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春日市の会場は「民営ホール」と「筑慈苑の葬斎施設」
春日市で葬儀を行う場合、会場の選択肢は大きく2つに分かれます。
ひとつは、民営の葬儀ホールです。市内および近隣に複数あり、設備・控室・飲食環境が整い、家族葬から一般葬まで人数に応じて選べます。
もうひとつが、筑慈苑の葬斎施設です。筑慈苑は火葬場ですが、葬斎施設(式場)を併設しており、通夜・葬儀を行うこともできます。管内利用であれば通夜26,180円、葬儀15,700円と低廉です。ただし1室のみのため、希望日に確保できないことが少なくありません。また、筑慈苑は筑紫野市大字山家にあり、春日市の市街地からは距離があるため、参列者の移動負担も考慮が必要です。
多くのご家庭では、春日市内または近隣の民営ホールで通夜・告別式を行い、告別式後に筑慈苑へ移動して火葬する、という流れが選ばれています。筑慈苑の詳細は春日市の火葬場「筑慈苑」ガイドで解説しています。
メモリードホール春日の詳細
春日市内の会場としてご利用いただけるのが、メモリードホール春日です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県春日市昇町6丁目72-2 |
| 電話番号 | 092-588-0983 |
| ホール数 | 3室 |
| ホール1 | 収容人数 10名〜48名 |
| ホール2 | 収容人数 10名〜60名 |
| ホール3 | 収容人数 5名〜20名 |
| 駐車場 | 60台 |
3室構成である点が、春日市の会場選びにおける強みです。ごく少人数(5〜20名)ならホール3、親族中心の家族葬(10〜48名)ならホール1、やや広く案内する場合(10〜60名)ならホール2、と人数に合わせて選べます。会場が人数に対して適正であることは、落ち着いた雰囲気をつくるうえで欠かせません。
駐車場は60台。春日市は車での移動が一般的な地域であり、参列者の駐車を心配せずに済む台数が確保されています。館内には法事室、プライバシーに配慮した親族控室、ベッドルーム、喫茶コーナー(24時間フリードリンク)を備えています。
参列人数が多い場合は大野城市のホールも候補に
春日市内のホールでは収まらない規模の葬儀を検討する場合、隣接する大野城市のホールが候補になります。
メモリードホール大野城(大野城市御笠川2丁目2-15/092-513-0274)は2室構成で、ホール1が100〜200名(最大300名)、ホール2が60〜80名(最大100名)に対応します。駐車場は80台です。筑紫エリアで最も大規模な葬儀に対応できる会場で、一般葬や社葬、お別れの会にも利用されています。
メモリードアネックスホール大野城(大野城市御笠川2丁目2-7/092-513-0274)は1室で30〜50名(最大100名)、駐車場80台です。
大野城市は春日市に隣接しており、春日市内からのアクセスも良好です。「春日市内の会場が埋まっている」「想定より参列者が増えそう」といった場合の現実的な選択肢になります。
交通手段から会場を考える
参列者がどんな交通手段で来るかによって、適した会場は変わります。
車での来場が多い場合は、駐車場の台数が最優先です。春日市とその周辺は車社会であり、想定参列者数に対して駐車スペースが足りるかは重要な確認事項です。メモリードホール春日は60台、大野城の2館はいずれも80台を備えています。
公共交通での来場が多い場合は、西鉄・JR沿線からのアクセスが判断材料になります。春日市は西鉄天神大牟田線(春日原など)とJR鹿児島本線(春日など)が通り、福岡市中心部からのアクセスが良好です。福岡市内や県外からご親族が駆けつけるケースの多い春日市では、この「集まりやすさ」が重要になります。
高齢の参列者が多い場合は、駐車場から入口までの距離、段差の少なさ、バリアフリー対応も確認しておきましょう。
設備で確認したいポイント
ご遺族や参列者は、通夜から翌日にかけて長時間を会場で過ごします。だからこそ、設備の快適さは見落とせません。
確認したいのは、まず親族控室です。プライバシーが保たれ、ゆっくり休める空間があるか。遠方の親族が宿泊する場合は、ベッドルームなど仮眠設備があるかも重要です。福岡都市圏では親族が全国に散らばっているケースが多く、宿泊機能の必要性は高くなります。
次に飲食・喫茶設備です。滞在時間が長いため、飲み物や軽食を取れる環境があると安心です。メモリードの各斎場では、喫茶コーナーで24時間フリードリンクを提供しています。
さらに、法事室の有無も確認しておくと、四十九日など後の法要まで見据えた利用ができます。
宗教・宗派への対応
春日市は転入世帯が多く、ご家庭ごとに宗派・信仰が多様です。九州各地はもちろん、本州や全国から転入されたご家庭も少なくありません。
そのため、会場が仏教各宗派・神式・キリスト教式・無宗教葬のいずれに対応できるかは、事前に確認しておきたい点です。菩提寺がある場合は、寺院の意向とあわせて会場・進行を相談すると確実です。メモリードは多様な宗教・宗派の葬儀に対応してきた実績があります。
会場選びで迷ったときの4つの情報
会場の候補が複数あると、かえって選びにくいこともあります。そんなときは、次の4点を整理してお伝えいただければ、条件に合う会場を絞り込んでご提案できます。
第一に、想定される参列人数。第二に、ご自宅や参列者の最寄りエリア。第三に、必要な駐車台数。第四に、おおよそのご予算です。この4つが分かれば、最適な会場はかなり絞り込めます。
見学して確かめるのが最も確実
会場の雰囲気や動線は、写真だけでは分かりにくいものです。メモリードでは斎場の見学を無料で承っています。
見学の際は、式場の広さと想定人数のバランス、控室から式場への動線、駐車場から入口までの距離や段差、清潔感と雰囲気を、実際に歩いて確かめてみてください。事前に複数の会場を見ておけば、いざというときに迷わず選べます。
繁忙期や日程の都合に備える
葬儀は時期を選べないため、会場や火葬場が混み合うこともあります。特に筑慈苑は5市町という広域から利用が集まるうえ、葬斎施設は1室のみ。休業日(1月1日と春季・秋季各1日)の前後は、日程調整が必要になることもあります。
こうした場合でも、複数のホールを運営している葬儀社であれば、空いている会場へ柔軟に振り替えられる可能性が高まります。メモリードは大野城市・春日市・筑紫野市・太宰府市・博多区南部・糟屋郡で8斎場を展開しているため、希望エリアの会場が埋まっていても、近隣の会場をご提案できることがあります。日程と会場をスムーズに確保するには、できるだけ早く相談することが鍵です。
自宅から近い会場を選ぶという考え方
会場選びでは「自宅からの近さ」も大切な要素です。ご遺族は打ち合わせから当日まで何度も会場へ足を運びますし、通夜の後にいったん帰宅する場合もあります。近隣の方が参列される場合は、地域に根ざした最寄りのホールが安心感につながります。
メモリードは大野城市・春日市・筑紫野市・太宰府市・博多区南部・糟屋郡で8斎場を展開しており、ご自宅から最寄りのホールを優先的に手配します。公共交通も含めアクセス良好で、ご遺族・参列者の負担が最小限になる斎場をご提案する体制です。春日市内であればメモリードホール春日、より広い会場が必要なら大野城の2館、というように、状況に応じた選択ができます。
会場の規模を人数から逆算する
具体的にどのホールが合うかは、想定人数から逆算すると分かりやすくなります。
ごく近しい家族だけ(5〜20名)であれば、メモリードホール春日のホール3が適します。親族を含めた家族葬(20〜48名)ならホール1、友人や近隣の方も案内する場合(40〜60名)ならホール2が候補です。60名を超える見込みであれば、大野城市のメモリードホール大野城(ホール2で60〜80名、ホール1で100〜200名)を検討します。
なお、「直前の会場変更は難しい」という実務上の制約があります。参列者が増えそうな場合は、見積もりの段階で相談しておけば柔軟に対応できます。人数が読めないときこそ、早めの相談が有効です。
よくある質問
「春日市内にメモリードのホールはありますか」という質問には、メモリードホール春日(昇町6-72-2)があり、3室構成で5〜60名規模に対応するとお答えしています。「駐車場は足りますか」という質問には、メモリードホール春日は60台、大野城の2館は各80台を備えているとお答えしています。「筑慈苑で通夜や葬儀もできますか」という質問には、葬斎施設があるため可能だが1室のみで予約が取りにくいことがあるとお答えしています。「見学だけでも可能ですか」という質問には、斎場の見学は無料で承っているとお答えしています。
事前に会場を決めておくメリット
もしものときに初めて会場を探すと、比較検討する時間が取れません。結果として「もっと良い選択肢があったのに」と後悔されるご家族も少なくありません。
事前に相談しておけば、複数の会場を見学し、雰囲気や動線を確かめたうえで、ご家族に合う一館を決めておけます。いざというときは、最初の一本の電話ですべてが動き出す状態にしておけるのです。事前相談は無料で、その場で契約を求められることもありません。準備の進め方は春日市の葬儀 事前相談ガイドで解説しています。
会場と火葬場をセットで考える
春日市の会場選びで見落とされがちなのが、「会場と火葬場の位置関係」です。告別式の後、筑慈苑(筑紫野市大字山家)へ移動して火葬を行うため、会場から筑慈苑までの移動時間が当日の進行に直結します。
筑慈苑の柩の受入時間は午前9時30分から午後4時までと定められています。春日市内の会場から向かう場合、この時刻から逆算して告別式の開始・終了時刻を設定する必要があります。霊柩車とマイクロバス(またはご親族の自家用車)の手配も伴います。
つまり会場は、「式場としての快適さ」だけでなく、「火葬場までの動線」もあわせて考えるべきものです。この段取りは経験のある葬儀社に任せるのが確実です。
この記事のまとめ
春日市の会場選びは、民営ホールと筑慈苑の葬斎施設という2つの選択肢を理解することから始まります。人数・アクセス・駐車場・設備の4点を軸に、メモリードホール春日(3室・駐車60台)を中心に、規模に応じて大野城市のホールも候補に加えるとよいでしょう。
迷ったら見学して確かめるのが確実です。人数・予算・希望エリアをお伝えいただければ、最も条件の良い会場をご提案します。
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▶ 斎場を見る|メモリード / 092-513-0274
※ホールの収容人数・駐車場台数・電話番号は変更される場合があります。最新情報は公式ページまたはお電話でご確認ください。筑慈苑の使用料・休業日は筑慈苑施設組合の公式情報をご確認ください。
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