ご葬儀の事例

故人様は趣味が書道や墨絵ということで、多くの作品を展示いたしました。親族の方が実家に咲いた紫陽花の花を飾ってくださいと持ってこられ、花束にしてお飾りしました。最後は、その花束をお柩の中へ手向けられました。

故人様の長女様は耳が不自由なため、お孫様が喪主をお務めになられました。耳が不自由なご母堂様をサポートしながら喪主を務める姿がとても印象的でした。仕事関係や町内の方などが多くご会葬に来られました。最後は故人様がとてもお好きだったゆずサイダーでお別れをしました。入院中は飲むことが出来なかったため、最後飲むことが出来て良かったねとご家族は涙ながらに喜ばれました。ひ孫様たちが作ったメッセージの入ったプレゼントと折り紙で作った花束をお棺に納めてお別れをされました。

元々20名ほどの家族葬をご予定でしたが、「最後のお別れに」と50名ほどの方がご会葬に来られました。故人様が大変面倒見の良い方だったそうで、生前のいろんな姿をお聞きすることができたとご家族も喜んでおられました。DVDでの映像やお孫様からのメッセージも参列の皆様から好評でした。

ご令室様が選ばれた、折り鶴のお棺。紫の折り鶴で旅立つイメージを持たれていましたので、見積りでのヒアリングから祭壇花も紫のお花をメインとして、仕上がりも品よくし、ご遺族皆様に大変喜んでいただけました。最後のお別れでは、お花と折り紙の折鶴も入れて差し上げました。ご令室様と４姉妹のお子様中心にとても暖かいお見送りでした。

踊り、着付け、生け花、書道、料理等々、たくさんの趣味をお持ちの故人様。メモリアルコーナーにはたくさんの賞状やメダルが並びました。ご会葬には踊り仲間も来られ、式場前のスライドショーに足を止め、昔話に華が咲いておられました。

祭壇は、故人様がお好きだったピンク系で可愛らしい仕上がりになり、娘様方にも大変喜んでいただきました。長女様の会社関係の方も皆様涙されており、故人様の明るくて優しいお人柄を感じました。好きだったピンクのお花に囲まれた温かいお見送りでした。

98歳の故人様が、お湯灌後にお洋服を着られ、お化粧をされたお姿は、とてもお若くきれいになったとご喪家様も喜んでおられました。

102歳で大往生だった故人様。家族葬でしたが、ご親族も多く、皆様にあたたかく見送られました。おひとりおひとり、メッセージカードを書いて、お棺にお納めしました。

お菓子作りをされていた故人様。お孫様からの折り紙のケーキや折り鶴をたくさん入れてお別れしました。会葬者の方々にも故人様が考案したお菓子が配られ、皆さんに喜んでいただきました。

故人様はお花がお好きだったため、会場に多くのお花をお飾りしました。ご自宅にもお花を多数お届けし、お花に囲まれたご葬儀となりました。