ご葬儀の事例

ご旅行が趣味だった故人様。日本だけではなく海外までご家族でよく旅行に出かけたそうで、メモリアルコーナーには旅行先で撮影された思い出の写真をたくさん飾らせて頂き、ご親戚やご近所の皆様が故人様の在りし日を偲んでおられました。

故人様は50代とまだお若く、ご母堂様・ご令姉様と打合せを行いました。新聞掲載を行っておりませんでしたが、多くの方にご参列いただき、ご家族も喜ばれておりました。

大工さんだった故人様の愛用の大工道具を刀の代わりにお棺の上へ。近いご身内の方やご親戚の方でお見送りしました。

葬儀式の中で、お孫様がお手紙を拝読されました。そして故人様とお孫様との思い出の品である、ぬいぐるみのキーホルダーをお棺にお納めされました。

白一色の祭壇でお飾りしました。ご子息様たちが遠方からお越しでしたので、通夜時よりゆっくりと家族で過ごされ、お見送りをされました。

お姉様である93歳の故人様の葬儀の喪主を90歳の妹様が務められました。ご遺族代表挨拶で喪主様がたくさんの思い出話を振り返られていて、姉妹の絆を感じる式でした。

故人様の遺言により、ご遺族4名様だけでお見送りでした。明るく冗談を言われるような喪主様でしたが、お別れの際には、「出会えて、結婚して本当によかった、ありがとう」と涙を流されながら、お別れのお花に想いを託していらっしゃいました。

故人様のご両親と故人様の配偶者の方も以前同じ会場でお葬儀をされたとのこと。 ご家族だけで穏やかにお見送りをされ、喪主様も大変喜ばれておりました。

故人様は、現役時代に学校の先生をされており、多くの教え子さん達がお参りに来られました。

娘様たちに見送られ、良いお式となりました。