監修:葬儀ディレクター1級 山下聖子
福岡市早良区の葬儀・家族葬ガイド|西福岡・野芥・重留の斎場と進め方
福岡市早良区は、西新・藤崎などの文教地区や住宅地が広がるエリアです。百道浜のシーサイドから、脊振山系に至る入部・重留の山手まで、南北に長く多様な表情を持つ区でもあります。
その早良区で葬儀に向き合うとき、「区内のどの斎場を選べばよいか」「家族だけで静かに送りたいが何を準備すればよいか」といった疑問が生まれます。この記事は、福岡市早良区での葬儀・家族葬に特化して、区内3斎場の詳細、費用、火葬場、区役所での手続きまでを解説します。
【福岡市早良区の葬儀・家族葬のご相談はこちら】
何も決まっていない段階からご相談いただけます。事前相談・お見積もりは無料です。
▶ 福岡市の葬儀・家族葬|メモリード
▶ 24時間365日受付:092-737-7011
福岡市早良区の葬儀事情
早良区は西新・藤崎などの文教地区や住宅地が広がるエリアで、家族葬や小規模なお別れのご要望が多い地域です。
この傾向には理由があります。第一に、落ち着いた住宅地としての性格です。学校や公園が多く、長く住み続ける世帯が多い一方、近隣付き合いは都心部ほど濃密ではありません。結果として、参列者を近しい方に絞る形が選ばれやすくなっています。
第二に、区の広がりです。早良区は市街地から山手まで南北に長く、生活圏が地区ごとに分かれています。「自宅の近くで見送りたい」という希望が強く、区内に複数の会場があることが実務上の価値になります。
第三に、福岡市全体の傾向です。近年は少子高齢化の影響もあり、家族葬や直葬など小規模でシンプルな葬儀を希望する方が増加しています。早良区もこの流れの中にあります。
早良区にあるメモリードの斎場
早良区には、メモリードの斎場が3館あります。地域密着型の安心葬をサポートし、ご家族だけでゆっくりとお別れしたい方に最適な会館環境を用意しています。
メモリードホール西福岡
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県福岡市早良区小田部4丁目1-26 |
| 電話番号 | 092-852-2244 |
| ホール1 | 収容人数 50名〜80名(最大100名) |
| ホール2 | 収容人数 10名〜50名(最大80名) |
| 駐車場 | 60台 |
小田部に位置する2室構成の会館です。ホール2(10〜50名・最大80名)は家族葬から中規模まで、ホール1(50〜80名・最大100名)は親族や知人を広く迎える葬儀に適しています。駐車場60台は早良区3館で最大で、車での参列が多い場合に安心です。
メモリードホール野芥
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県福岡市早良区野芥1丁目3-3 |
| 電話番号 | 092-862-0983 |
| ホール1 | 収容人数 10〜80名(最大100名) |
| ホール2 | 収容人数 50〜100名(最大120名) |
| 駐車場 | 50台 |
野芥の2室構成の会館で、早良区で最も大きい収容規模(ホール2で最大120名)を持ちます。地下鉄七隈線の沿線にあたるエリアで、公共交通での参列にも対応しやすい立地です。10名から120名まで幅広い規模をカバーします。
メモリードホール重留
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県福岡市早良区重留4丁目4-19 |
| 電話番号 | 092-400-2160 |
| ホール1 | 収容人数 5〜20名(最大25名) |
| 駐車場 | 18台 |
重留の1室型会館で、5〜20名(最大25名)というごく少人数に特化した規模が特徴です。早良区南部・入部方面にお住まいの方が、ご家族だけで静かに見送りたい場合にちょうどよい会館といえます。「広すぎて寂しい」ということがない、家族葬専用に近い環境です。
早良区で家族葬を行うなら
家族葬とは、家族・親族・ごく親しい方だけで執り行う小規模な葬儀です。通夜と告別式を2日かけて行う点は一般葬と同じで、宗教儀礼を省くわけではありません。読経も戒名も、故人らしい演出も、希望すれば通常どおり行えます。異なるのは「参列者を限定する」という一点です。
早良区の3館は、家族葬の規模別に使い分けができます。ごく少人数(5〜20名)なら重留、20〜50名程度なら西福岡のホール2、もう少し広く案内するなら野芥、という整理です。
会場選びで大切なのは、「人数に対して会場が大きすぎない」ことです。広すぎれば寂しい印象になり、狭すぎれば参列者に窮屈な思いをさせてしまいます。想定人数を伝えていただければ、最も条件の良い会場をご提案します。
参列範囲に迷ったら、三親等までの親族(両親・配偶者・子/兄弟姉妹・祖父母・孫/おじ・おば・おい・めい)を目安に、故人が特に親しくしていた友人を加えるかどうかを検討すると整理しやすくなります。家族で「呼びたい人」を書き出してみると、人数が見えて会場も費用も具体的に決められます。
早良区で選べる4つのプランと費用
メモリードの福岡市エリアでは、規模と内容に応じた4つのプランが用意されています(いずれも税込)。
| プラン | 価格(税込) | 人数・内容 |
|---|---|---|
| 火葬式プラン | 165,000円 | 面会あり・火葬のみ。通夜・告別式を行わない |
| 家族葬一日プラン | 330,000円 | 1〜30名・式場貸切・告別式のみ |
| 家族葬二日プラン | 660,000円 | 1〜30名・式場貸切・通夜あり・告別式 |
| 一般葬プラン | 880,000円 | 30〜1000名・式場貸切・通夜あり・告別式 |
家族葬二日プランと一般葬プランは、福岡市内最安値基準として案内されています。
福岡市での一般的な費用相場は、家族葬30万〜80万円前後、一般葬80万〜150万円前後、直葬(火葬のみ)15万〜30万円前後、一日葬40万〜70万円程度が目安です。これらのプラン価格に、刻の森の火葬料、飲食・返礼の変動分、宗教者へのお礼が加わって総額になります。
葬儀費用は「葬儀一式費用(祭壇・棺・式場使用料・人件費など)」「飲食接待費用(通夜振る舞い・精進落とし・返礼品)」「宗教者へのお礼(読経料・戒名料・お車代など)」の3つで構成されます。宗教者へのお礼は葬儀社の見積もりには通常含まれないため、総額を考える際は別途見込んでおきましょう。
早良区民が使う火葬場——福岡市葬祭場「刻の森」
早良区にお住まいの方が亡くなった場合、火葬は南区桧原の福岡市葬祭場「刻の森」(南区桧原6丁目1番1号/092-566-2551)で行うのが基本です。
火葬料は、福岡市に住民票がある方が亡くなった場合、大人(10歳以上)20,000円、小人(10歳未満)10,000円、死産児3,000円です(福岡市公式)。
注意が必要なのが、刻の森を利用できるケースが限定されていることです。福岡市公式では、利用できるのは次の3つの場合に限られると明記されています。第一に、福岡市に住民票がある方が死亡された場合。第二に、市外に住民票がある方が福岡市内で亡くなった場合。第三に、市外に住民票がある方が亡くなり、利用申請者の住民票が福岡市にある場合です。これ以外の場合は刻の森での火葬はできません。
第二・第三のケース(その他)では、大人70,000円、小人35,000円と、市内料金の3倍以上になります。早良区に長くお住まいでも、介護施設への入所などで住民票を他市へ移していれば「その他」の扱いになりうるため、故人の住民票の所在は早い段階で確認しておきましょう。
なお、福岡市立火葬施設条例施行規則第5条の規定に該当する場合は、申請により利用料金が減額されることがあります。
早良区から刻の森への移動
早良区の斎場から刻の森(南区桧原)へは、車での移動になります。区内でも小田部・野芥・重留では出発地が異なるため、それぞれの移動時間を見込んだ進行設計が必要です。特に重留など区南部からは相応の距離があるため、告別式の終了時刻から出棺・移動・到着を余裕をもって逆算します。
火葬場へ同行するのは通常、近親者に限られます。霊柩車のほか、マイクロバスやご親族の自家用車の手配が伴うため、何台必要かを事前に整理しておくと当日がスムーズです。火葬中は待合室で過ごし、収骨後に会場へ戻って繰り上げ初七日法要と精進落としを行うのが近年の一般的な流れです。
こうした一日の設計は、地域の道路事情に通じた専任の葬祭ディレクターが担当します。
早良区の葬儀の流れ
ご逝去から納骨までの一般的な流れは次のとおりです。
1日目、ご臨終後にまず葬儀社へ連絡します。24時間365日対応のため、深夜・早朝でも問題ありません。病院や施設からご遺体を搬送し、斎場の安置室またはご自宅へお運びします。並行して菩提寺があれば連絡し、葬儀社と形式・会場・日程を打ち合わせます。死亡届を提出し、火葬許可証の交付を受けます。早良区の場合、死亡届の窓口は早良区役所 市民部 市民課(早良区百道2丁目1番1号/092-833-4311)です。区南部にお住まいの方は、入部出張所(早良区東入部2丁目14番8号/092-804-2011)も利用できます。
2日目、納棺を行い、夕方から通夜を営みます。3日目、葬儀・告別式を行い、刻の森へ移動して火葬・収骨、そして精進落としという流れです。
葬儀後は、費用の精算、挨拶まわり、各種手続き、法要・納骨へと続きます。
早良区ならではの3つの視点
早良区で葬儀を行う際、特に意識しておきたい点を整理します。
第一に、区内での「地区の近さ」です。早良区は南北に長く、市街地の小田部・野芥と、山手の重留・入部では生活圏が異なります。ご遺族は打ち合わせから当日まで何度も会場へ足を運ぶため、自宅からの近さは想像以上に負担を左右します。3館の中から最寄りを選べるのが早良区の利点です。
第二に、少人数志向への対応です。家族葬・小規模なお別れの要望が多い早良区では、重留(5〜20名)のような小規模専用に近い会館が現実的な選択肢になります。「人数が少ないから式場が余ってしまう」という心配がありません。
第三に、宗教・宗派への対応です。福岡市には仏式のほか、神式・キリスト教式・無宗教葬を希望されるご家庭もあります。会場と葬儀社が柔軟に対応できるかを確認しておきましょう。メモリードでは、ご希望の宗教施設や宗派に合わせて適切にご案内し、お寺や神社とのやりとりが必要な場合もサポートしています。
早良区で受け取れる給付金
葬儀後には、受け取れる給付金があります。
故人が福岡市の国民健康保険に加入していた場合、葬儀を行った人に葬祭費として30,000円が支給されます(福岡市公式)。葬祭を行った日の翌日から2年を過ぎると支給されませんのでご注意ください。
申請に必要なものは、亡くなった人のマイナ保険証(健康保険証の利用登録をしたマイナンバーカード)または資格確認書のいずれか1点、葬祭を行った人を確認できるもの(埋火葬許可証や会葬礼状など)、葬祭を行った人の預金通帳、葬祭を行った人の本人確認書類(顔写真付きの公的証明書1点、または資格確認書・年金手帳・住民票など2点)です。
申請・問い合わせ先は、亡くなった方がお住まいだった区の区役所です。早良区の場合は早良区役所 保険年金課 給付係(早良区百道2丁目1番1号/092-833-4371)となります。区南部にお住まいの方は、入部出張所 保険・福祉係(092-804-2014)でも手続きできます。
このほか、後期高齢者医療制度の場合も福岡県内で3万円、故人が社会保険に加入していた場合は埋葬料5万円(全国一律)が支給されます。いずれも申請が必要で、自動的には支給されません。
早良区で葬儀社を選ぶときの視点
葬儀社選びで確認したいのは、次の5点です。
第一に、料金体系の明確さ。葬儀費用は不透明になりがちで、追加費用が発生してトラブルになるケースもあります。事前に見積もりを取り、総額費用がわかりやすいかを確認しましょう。
第二に、24時間365日のサポート体制。葬儀は突然の出来事です。夜間や休日でも安心して連絡できる体制があるかは重要です。
第三に、実績と専門性。厚生労働省認定の「1級葬祭ディレクター」が在籍する葬儀社は、式の進行から遺族への心配りまで高い水準で対応できます。
第四に、プランの柔軟性。一般葬・家族葬・直葬・一日葬など複数のプランを用意しているか。早良区では「小規模で温かい葬儀」を希望するご家族が多いため、柔軟に選べることが特に大切です。
第五に、自社斎場を持っているか。自社斎場であれば、貸ホールのように利用時間に縛られることなく、ご家族のペースでゆっくりとお別れができます。
メモリードは創業58年の歴史を持ち、厚生労働省認定の1級葬祭ディレクターが190名以上在籍。福岡エリアに17斎場を展開し、ご依頼前に総額を明示してプラン外の請求を行わない料金体系を採用しています。
設備で確認しておきたいこと
ご遺族や参列者は、通夜から翌日にかけて長時間を会場で過ごします。だからこそ、設備の快適さは見落とせません。
メモリードの各斎場は、法事室、プライバシーに配慮した親族控室、ベッドルーム、喫茶コーナー(24時間フリードリンク)を完備しています。実際に早良区の方からは、清潔で新しい施設に安心感があり控室で気持ちよく過ごせた、スタッフが進行について詳しく説明してくれて初めてでも戸惑わなかった、という声が寄せられています。
見学の際は、式場の広さと想定人数のバランス、控室から式場への動線、駐車場から入口までの距離や段差を、実際に歩いて確かめてみてください。斎場の見学は無料です。
早良区で費用を抑える3つの方法
費用を無理なく抑えるには、次の3つが現実的です。
第一に、形式と人数を適切に選ぶこと。4つのプランから本当に必要な規模を選べば、飲食・返礼の変動費が抑えられます。祭壇や式場使用料などの固定的な費用は人数で大きく変わりませんが、飲食費と返礼品費は人数に比例するためです。
第二に、市内料金を確実に活用すること。刻の森の火葬料20,000円は、故人の住民票が福岡市にあることが前提です。
第三に、事前相談・事前見積もりを利用すること。時間に余裕があれば内容を落ち着いて比較でき、不要なオプションを避けられます。
なお、葬祭費3万円などの給付金は申請後の振込となるため、葬儀費用の支払い時には手元にありません。「後から戻ってくるもの」と考え、費用そのものは別に用意しておく必要があります。
事前相談という選択
もしものときに慌てないために、事前相談を活用するご家族が増えています。葬儀は、ご逝去から数日のうちに通夜・告別式・火葬と一気に進みます。慌ただしい中で初めて葬儀社を探すと、比較検討する時間が取れず、結果として「もっと良い選択肢があったのに」と後悔されるご家族も少なくありません。
事前相談では、希望する形式、予算の目安、会場(3館のどれか)、宗教・宗派、連絡範囲、遺影の希望、喪主と役割分担といった項目を整理しておくと、いざというときは確認と最終調整だけで済みます。故人となる方の住民票の所在もあわせて確認しておくと、費用の見通しが正確になります。
事前相談・お見積もりは無料で、その場で契約を求められることもありません。
よくある質問
「福岡市早良区にメモリードの斎場はいくつありますか」という質問には、小田部の西福岡(2室・最大100名・駐車60台)、野芥(2室・最大120名・駐車50台)、重留(1室・最大25名・駐車18台)の3館があるとお答えしています。
「早良区で少人数の家族葬に向く会場はどこですか」という質問には、5〜20名(最大25名)に対応するメモリードホール重留がちょうどよい規模とお答えしています。
「早良区で家族葬はいくらからできますか」という質問には、家族葬一日プラン330,000円(税込・1〜30名・告別式のみ)、通夜も行う家族葬二日プラン660,000円(税込)からで、これに火葬料・飲食・返礼・宗教者へのお礼が加わるとお答えしています。
「早良区民の火葬料はいくらですか」という質問には、福岡市葬祭場「刻の森」で福岡市に住民票がある方は大人20,000円、それ以外の場合は70,000円とお答えしています。
「葬祭費はどこに申請すればよいですか」という質問には、早良区役所 保険年金課 給付係(092-833-4371)または入部出張所 保険・福祉係(092-804-2014)とお答えしています。
この記事のまとめ
福岡市早良区の葬儀は、小田部の西福岡・野芥・重留という3館を「地区」と「人数」で使い分けるのが基本です。ごく少人数なら重留、中規模なら西福岡、最大120名まで対応するなら野芥という整理になります。
費用は4つのプラン(火葬式165,000円/家族葬一日330,000円/家族葬二日660,000円/一般葬880,000円・いずれも税込)に、刻の森の火葬料20,000円と飲食・返礼・宗教者へのお礼を加えた総額で把握しましょう。葬儀後は、早良区役所 保険年金課 給付係での葬祭費3万円の申請を、2年以内に忘れずに行ってください。
まだ何も決まっていない段階でも、お気軽にご相談ください。ご希望の規模やご予算を伺い、その場で概算総額を提示いたします。
福岡市早良区の葬儀・家族葬のご相談はこちら
事前相談・お見積もりは無料。斎場見学も無料です。24時間365日対応。
▶ プランと斎場を見る|メモリード / 092-737-7011
※ホールの収容人数・駐車台数・電話番号はLP記載値、刻の森の火葬料・葬祭費・区役所連絡先は福岡市公式情報(掲載時点)に基づきます。いずれも変更される場合があるため、最新情報をご確認ください。費用相場は一般的な目安であり、実際の費用は条件により変動します。
福岡エリアの葬儀事例
福岡エリアの施設一覧
詳細はこちら >