監修:葬儀ディレクター1級 山下聖子
福岡市の葬儀場・斎場の選び方とホール一覧【7区別・実データ付き】
葬儀場(斎場)は、お別れの時間を過ごす大切な空間です。アクセスや設備が合わないと、ご遺族も参列者も落ち着かず、せっかくのお見送りに集中できません。この記事では、福岡市で葬儀場を選ぶ際の判断基準と、福岡市7区それぞれで利用できるホールの実データ(収容人数・駐車場・住所)を一覧でご紹介します。
費用の相場は福岡市の葬儀費用相場【データ集】、公営火葬場である刻の森の詳細は福岡市の火葬場「刻の森」と火葬料金ガイドで扱い、この記事は「会場選び」に絞って解説します。
葬儀場を選ぶ5つの基準
葬儀場を比較するときは、次の5点を確認すると失敗が少なくなります。
第一にアクセスです。地下鉄・JR・西鉄の沿線や主要道路から近いか、高齢の親族や遠方からの参列者が迷わず来られるかを確認します。第二に駐車場の台数。車社会の福岡では、参列人数に対して駐車場が足りるかは重要なポイントです。第三に収容人数。想定する参列人数に対して、広すぎず狭すぎない式場を選ぶと、落ち着いた雰囲気になります。第四に宗教・宗派への対応。仏式・神式・キリスト教式・無宗教葬など、希望する形式に対応できるかを確認します。第五に付帯設備。親族控室、宿泊やベッドルーム、飲食・喫茶コーナー、バリアフリー対応などが整っていると、長時間でも負担が軽減されます。
公営斎場と民営ホールの違い
福岡市の葬儀会場は、大きく公営と民営に分かれます。
公営の代表は、福岡市南区桧原にある「福岡市葬祭場 刻の森」です。これは福岡市が設置した火葬場で、福岡市民は火葬料を抑えて利用できます。ただし刻の森は火葬場であって、通夜・告別式といった葬儀そのものは行いません(最後のお別れは告別室で約20分行えます)。式を伴う葬儀を希望する場合は、別途、式場が必要になります。刻の森の使用料や予約の仕組みは福岡市の火葬場「刻の森」と火葬料金ガイドで詳しく解説しています。
一方、民営の葬儀会館(ホール)は、式場・親族控室・飲食設備などがそろい、家族葬から大規模葬まで人数に応じて選べます。メモリードのホールは、法事室、プライバシーに配慮した親族控室、ベッドルーム、そして24時間利用できるフリードリンクの喫茶コーナーを備えており、ご遺族が落ち着いて過ごせる環境を整えています。
福岡市7区別・メモリードホール一覧
ここからは、福岡市の各区の地域特性と、その区で利用できるメモリードホールの実データを紹介します。収容人数・駐車場台数・住所は、よりスムーズに比較できるよう福岡市内ホール比較表にも一覧でまとめていますので、あわせてご活用ください。
中央区(天神・薬院・大名エリア)
福岡市の中心地で、交通アクセスに優れた都市型エリアです。メモリードホール福岡(中央区警固3-1-7/3ホール・最大150名・駐車場50台)と、メモリードホール薬院(中央区警固3-1-15/1室・駐車場50台)を展開。都心にありながら広めの駐車場を備えています。
早良区(西新・藤崎エリア)
文教地区と住宅地が広がり、家族葬の希望が多いエリアです。メモリードホール西福岡(早良区小田部4-1-26/最大100名・駐車場60台)、メモリードホール野芥(早良区野芥1-3-3/最大120名・駐車場50台)、そして少人数向けのメモリードホール重留(早良区重留4-4-19/5〜20名・駐車場18台)があります。
東区(千早・香椎・和白エリア)
住宅地と商業施設が共存し、少人数から大規模まで幅広く対応できる区です。メモリードホール博多馬出(東区馬出1-11-15/最大200名・3ホール)、メモリードホール千早(東区千早4-1-3/最大120名・駐車場40台)、メモリードホール和白(東区和白2-1-40/最大120名・駐車場50台)、そして最大1,000名・駐車場300台の大規模対応が可能なメモリードホール葵福岡(東区原田4-2-12・5ホール)を展開しています。
西区(今宿・野方・小戸エリア)
海と住宅地が広がるエリアです。メモリードホール今宿(西区今宿東1-21-12/最大200名・駐車場50台)、メモリードホール野方(西区野方1-22-1/最大50名・駐車場28台)、メモリードホール小戸(西区小戸3-51-6/最大50名・駐車場9台)があります。
南区(大橋・高宮エリア)
落ち着いた住宅地が多い区です。メモリードホール南福岡(南区的場2-26-11/最大120名・駐車場40台)と、少人数向けのメモリードホール大池(南区寺塚1-9-20/5〜40名・駐車場11台)を展開しています。
城南区(福岡大学周辺の文教エリア)
落ち着いた住宅街でありながら市中心部へのアクセスも良好です。メモリードホール油山(城南区東油山1-36-1/最大300名・駐車場70台)と、家族葬に適したメモリードホール福大通り(城南区神松寺3-12-21/2〜30名)があります。
博多区(博多駅・福岡空港エリア)
交通の要所でありながら、古くからの寺社や住宅地も残るエリアです。メモリードホール東光寺(博多区東光寺町2-8-28/15〜24名・駐車場10台)のほか、メモリードホール桜並木通り、メモリードホール福岡空港も展開しています(各ホールの詳細は施設ページをご確認ください)。
福岡市近郊エリアにも対応
メモリードは福岡市7区だけでなく、大野城市・春日市・筑紫野市・太宰府市・飯塚市・嘉麻市・桂川町などの近郊にもホールを展開しています。福岡県全体では32施設にのぼり、ご自宅から最寄りの会場を優先的に手配することで、移動の負担を抑えられます。
会場は見学してから選ぶのが安心
会場の雰囲気や動線は、写真だけでは分かりにくいものです。メモリードでは斎場の見学を無料で承っています。事前に複数の会場を見ておくと、いざというときに慌てずに済みます。どの斎場が良いか迷う場合は、人数・予算・希望条件をお伝えいただければ、最も条件の良いホールをご提案します。
葬儀全体の流れや形式の比較は福岡市の葬儀ガイド、家族葬に向くホールの選び方は福岡市の家族葬 完全ガイドもご覧ください。
ホールの設備で確認したいポイント
会場選びでは、収容人数やアクセスだけでなく、ご遺族や参列者が長時間を過ごす「設備の快適さ」も見落とせません。葬儀は半日〜2日にわたることもあり、控室や飲食環境の質が、体力的・精神的な負担を大きく左右します。
確認したいのは、まず親族控室です。プライバシーが保たれ、ゆっくり休める空間があるかどうかは重要です。遠方からの親族が宿泊する場合は、ベッドルームの有無も確認しておきます。次に飲食・喫茶設備です。通夜から翌日にかけて滞在することもあるため、飲み物や軽食を取れる環境があると安心です。メモリードのホールは、24時間利用できるフリードリンクの喫茶コーナーを備えています。さらに、法事室の有無も確認しておくと、葬儀後の法要まで同じ会場で対応できることがあります。バリアフリー対応は、高齢の参列者が多い場合に欠かせません。
宗教・宗派への対応を確認する
葬儀の形式は、仏式・神式・キリスト教式・無宗教葬とさまざまです。会場がどの形式に対応できるかは、事前に確認しておきましょう。
仏式の場合でも宗派によって作法が異なり、神式やキリスト教式では祭壇や進行が大きく変わります。メモリードの福岡での施行には、金光教でのお葬儀をご家族だけでゆっくり営まれた事例もあり、さまざまな宗教・宗派に対応してきた実績があります。無宗教葬を希望する場合も、音楽や献花を中心とした自由な構成が可能です。菩提寺がある場合は、寺院の意向とあわせて会場・進行を相談すると確実です。
見学時のチェックポイント
会場の雰囲気や使い勝手は、実際に見てみないと分からないものです。メモリードでは斎場の見学を無料で承っています。見学の際は、次の点を確認するとよいでしょう。
式場の広さと想定人数のバランス、控室から式場・火葬場への動線がスムーズか、駐車場から入口までの距離や段差、トイレや授乳室などの設備、そして全体の清潔感と雰囲気です。実際に歩いてみると、写真では分からない居心地が体感できます。複数の会場を見比べておくと、いざというときに迷わず選べます。
自宅からの距離と参列者の利便性
会場選びでは、ご遺族の自宅からの近さだけでなく、参列者全体にとっての利便性も考慮します。遠方からの親族が多い場合は、駅や空港、主要道路からのアクセスが良い会場が便利です。逆に、近隣の方が中心であれば、地域に根ざした最寄りのホールが安心感につながります。
メモリードは福岡市7区と近郊に多数のホールを展開しているため、ご自宅から最寄りの会場を優先的に手配できます。どの会場が最も条件に合うか迷う場合は、人数・予算・希望エリアをお伝えいただければ、最適なホールをご提案します。各ホールの詳細データは福岡市内ホール比較表でも比較できます。
よくある質問
「家族葬と一般葬で会場は変わりますか」という質問には、人数に応じて適した会場が変わるとお答えしています。同じホールでも、ホールの数や広さで対応人数が異なります。「駐車場が足りるか心配です」という質問には、想定参列者数を伝えていただければ、駐車場台数に余裕のある会場をご案内するとお答えしています。「見学だけでも可能ですか」という質問には、もちろん無料で見学いただけるとお答えしています。
交通手段別・会場の選び方
参列者がどんな交通手段で来るかによって、適した会場は変わります。これを意識して選ぶと、当日の負担を減らせます。
車での来場が多い場合は、駐車場の台数が最優先です。福岡は車社会のため、想定参列者数に対して駐車スペースが足りるかは重要です。台数に余裕のある会場としては、東区の葵福岡(300台)、城南区の油山(70台)、早良区の西福岡(60台)などがあります。一方、地下鉄・JR・西鉄などの公共交通で来る方が多い場合は、駅から近く、案内が分かりやすい会場が便利です。高齢の参列者が多いときは、駐車場から入口までの距離や段差の少なさも確認しておくとよいでしょう。
遠方からの親族が多い場合は、空港や主要駅からのアクセスに加え、宿泊できるベッドルームの有無も判断材料になります。会場選びは「自宅からの近さ」だけでなく、参列者全体の動きを想像して決めることが大切です。
繁忙期や友引の会場確保
葬儀は時期を選べないため、火葬場や会場が混み合うこともあります。特に、火葬場が休場となる日(友引など)の翌日は、火葬の予約が集中しやすく、それに伴い会場の手配も影響を受けることがあります。
こうした場合でも、複数のホールを運営している葬儀社であれば、空いている会場へ柔軟に振り替えられる可能性が高まります。メモリードは福岡市7区と近郊に多数のホールを持つため、希望エリアの会場が埋まっていても、近隣の会場をご提案できることがあります。日程と会場をスムーズに確保するには、できるだけ早く相談することが鍵になります。火葬場の予約の仕組みは福岡市の火葬場「刻の森」と火葬料金ガイドをご覧ください。
会場選びで迷ったときは
会場の数が多いと、かえって選びにくいこともあります。そんなときは、(1)参列予定人数、(2)自宅や参列者の最寄りエリア、(3)駐車場の必要台数、(4)予算、の4点を整理してお伝えいただければ、条件に合う会場を絞り込んでご提案できます。実際に見学して、雰囲気を確かめてから決めるのが最も確実です。
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見学は無料。最寄りで条件の良いホールをご提案します。
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