ご葬儀の事例

明るく行動的な方だった故人様、病や交通事故などの困難に何度も見舞われながらも、その不屈の精神で乗り越えてこられたとご家族が仰ってました。

油絵教室に通ったりお仲間との俳句を楽しんだりしながら、その腕前を磨き、詩吟を始めて昇段試験にも挑戦するなどパワフルなご母堂様でした。

七夕の日にご逝去され、御親戚にも同じ命日の方がおられるとのことで「呼びに来られたのかな？」とお嫁様。40数年ほど前に逝去されたその方と今頃再会して、たくさんのお話をされておられるかもしれません。102歳という大往生でした。

バスケットボールを通じて出逢ったお二人。共に流した汗が夫婦の絆をより深めるものにされたとのこと。出逢った時から世界で一番理解し、変わらぬ愛情をもって支え深い優しさで包んでくれたとおっしゃられていました。

故人様は小椋佳さんがお好きで、CDをお持ちになられましたので、会場でお流ししました。大変ご夫婦仲が良く、スライドショーにもそのようなエピソードがありました。お車も好きだったとのことで、お車関連の雑誌を二冊程お柩に入れてお持たせしました。地元では、民生委員や自治会役員もされてたそうで、多くのお参りがありました。

ご家族中心でのお見送りでした。

女性らしくピンクや紫をメインにお飾りしました。

故人様は高校女子バレーボール部の監督で、15度の日本一に導くほどの名将。多くの教え子やバレーボール関係者のご参列がありました。祭壇やメモリアルコーナーは、バレーボールや故人様の残した言葉をお花で表現しました。

91歳のおばあ様、孫3人、ひ孫6人と明るいお別れになりました。

亡くなる直前は何も食べることができなかったということで、お饅頭やお菓子、ジュースなどをお棺に入れて、お別れされました。