ご葬儀の事例

ご自宅で百合を育てていたそうで、祭壇回りには百合の花が要所要所にお入れしました。プロフィールコーナーには、写真と造花の百合で飾りつけしました。

献奏曲は　美空ひばりさんの「川の流れのように」でした。故人様が愛用されていた着物に合わせ、紫色を入れた祭壇に仕上げました。最後に飲みたいとおっしゃっていたお水とみかんを準備され、故人様にお持たせされました。

故人様がお好きだった北島三郎さんの曲をキーボードで演奏しました。ご家族と天理教の方々とで、ご葬儀を執り行いました。

ひ孫様が故人様へお手紙を読まれ、お別れをいたしました。お孫さんがアプリで加工された、ひ孫たちに囲まれたおじいさまの写真を飾ったところ、喜んでいただけました。

オープニングのムービーから始まり、弔辞や献葬があり、エンディングのムービーで終わるという故人様の思い出あふれる葬儀となりました。

「働き者」のイメージが残るほど、それぞれの場所で楽しみを見つけながら、イキイキと励んでいたそんな故人様。尽きない感謝の思いと敬意を祭壇に表現し、お誕生日が命日となったため、ケーキを供えさせていただき、お別れ時にお持たせしました。

ご家族様よりピンクが好きだったとのお話から、お好きな色で祭壇をお飾りしました、その他、お棺やお骨壷も大好きなピンクを選ばれています。 「みんないい人よ」が口癖の思いやりのあるお母様のご葬儀でした。

カラオケをされていたとのことで、 退院後のカラオケで着用できるようご友人がドレスを造り準備されていました。そのドレスをロビーにお飾りし、出棺前にご納棺いたしました。

祭壇はご遺影写真の背景「桜」にあわせて、淡いピンクで華やかな色合いとし、優しい笑顔の故人様によくお似合いでした。100才を迎えたときに内閣総理大臣からいただいたお祝い状を会場入り口のメモリアルコーナーにお飾りしたところ、皆様ご覧になられていました。

夏らしいお花を使用した明るい祭壇に仕上げ、お好きだったお酒を頭もとにお供えしてご納棺しました。